平和を乱そうと画策し続ける悪の組織BlackMooNから青い月(地球)を守るため、封印された聖剣(楽器)を手に戦士となった4人。彼女たちは、自分たちのことをFullMooNと名乗り、「音楽」を武器に変え、日夜ライブハウスを舞台にBlackMooNたちと戦えば、その戦いに巻き込まれた人(観客)たちへ勇気と興奮と感動と絶叫と涙??… などなど、心の五感を揺さぶるいろんな刺激を与え、共に戦う戦士に変え続けている。

中野ブロードウェイ界隈を中心にした一部の人たちの間では、彼女たちは「最強のサブカルチャーガールズロックバンド」とも呼ばれている。むしろ、「最狂の」という言葉に変えたくなる。その理由??。それは、FullMooNのライブに足を運びなさい。彼女たちの振り下ろす(奏でる)音楽の剣に身体中の血が滾り、しばき倒すねねの歌声に興奮を覚え、何時しかあなたも「満月團」の仲間入りを果たしているはずだ?!。

終わりなき戦いを続けているFullMooNが、10月17日に新たな小聖典(ミニアルバム)『Ancient MooN』を発売する。「古代の月」と名付けられたその作品は、過去にFullMooNがライブという戦いの場で武器にしながらも、新たな武器(楽曲)が増えるたびに封印し続けてきた曲たちを、今のFullMooNのスタイルにリ・アレンジし収録した作品集になる。

封印をしながらも、機会を見てはライブで演奏。そのたびに「あの楽曲はどの作品に収録になっているのか?」と問い合わせを受けていたこともあり、メンバーたちは「ライブで演奏する以上、すべてを音源として届けたい」気持ちを胸に抱えていた。

加えて、『Ancient MooN』へ収録した曲たちはどれも現在のようなツインギタースタイルではなく、ギター/キーボードという編成の頃に制作。封印を解いては、新たなアレンジを施し演奏し続けてきた曲たちでもある。

彼女たちは「新たな輝きを手にした古代(過去)の名曲たちに、改めて光を当てよう」(えれん)と、封印してきた6つの名曲たちをメロディアス/ポップ/ラウド/ドラマチックな世界観を集約した今のFullMooNの音楽スタイルに編曲。選りすぐりの結晶たちを、『Ancient MooN』というアルバムの中へ詰め込んだ。

『Ancient MooN』は、何故、FullMooNが戦い続けるのか。どうしてアルバム『Ancient MooN』の中へ封印していた音楽を紐解いたのかを語る、ねねのナレーション曲『青い月~Plologue~』から幕を開ける。これまでの歩みを振り返りながら、これからも続いてゆく物語の始まりを告げるその美しい語り声。そこから、ドラマチックな『赤い糸』へと物語は繋がってゆく。

互いの運命を繋いだ心模様を赤い糸へ投影。ねねの低音声も魅力的な『赤い糸』は、エッジ鋭くも攻撃的なギターの演奏が胸を突き刺す、雄大でドラマチックな楽曲として完成。この歌へ触れるたび、気持ちの奥底から沸き上がる高揚を覚える。まさに、胸の中に眠る星(感情)を解き放つに相応しい曲だ。

哀愁味抱くピアノの旋律から、一変。演奏は光を放ちながら駆けだした。小さな世界から一気に視界を広げ、込み上げる情熱を力強くぶつけるように『フラッシュバック』は熱を持って走り続けてゆく。

「二度とあと戻りはしない~あの景色を見れるまで」と、運命を背負い突き進んでゆく決意を高らかに告げる歌から幕を開ける『光』。演奏が進むほど気持ちに熱を沸き立たせてゆく、まさに感情滾る高揚ソングだ。これも、彼女たちの強い意志を投影したことの現れか。

わだかまった気持ちを開放するように鳴り響くギター。優しい声色や旋律を魅力に、彼女たちは『空』を通し心を解き放つ喜びを、触れた人たちの背中を強く押すように届けてくれた。

メンバーいわく「テキサス感を持った」アコギと歌からの幕開け。軽快にビートを刻み出したと思えば、哀切な表情を見せたり、熱を持って走り出したりと、『覇王樹』は1曲の中へ多様なドラマを描き出す。でも、全体を貫いているのは哀愁味を持ったメロディアスな歌。気持ち滾らせながらも、心も濡らす名曲だ。「今宵、月は誰を照らす??」

最後に、触れた人たちの心にスーッと温かい歌声を響かせる美しいバラードの『時の欠片』を奏で、『Ancient MooN』という物語は、次の戦いの物語へと歌のバトンを手渡してゆく。

完成したミニアルバム『Ancient MooN』について、メンバーは以下のような想いを届けてくれた。

ミニアルバム『Ancient MooN』についてコメント

ねね
FullMooNってメロが良いというか、ホントに曲がいいなと思ってるんですよ。『Ancient MooN』は激しさよりは歌物が中心。だからこそ余計に、「やっぱFullMooNって曲がいいんだよなぁ」って思えれば、これぞFullMooNという作品になりました。

りん
どれも色味が違うから、どれを聞いてもそれぞれの面白さがあるなと思います。もちろん、どの曲も良いんですけど、『赤い糸』はとくにお勧めです。ぜひ、聞いてください。

けい
もともとFullMooNに対して思っていたのが、「メロがいいな」ということ。しかも、「コード進行がすごくメロディに合っている」印象が強いんです。今回はそこを活かしながら楽曲の持ち味を出した曲たちを揃えた名盤です。ぜひ、自分の好きな曲を探してもらえたらなぁと思います。

えれん
『Ancient MooN』は、激しい表情を持った楽曲もありながら、「これぞFullMooNのやりたかった音楽」「今のFullMooNが求めている楽曲はここなんだよ」というのがわかる作品。これぞ今のFullMooNらしいアルバムです。

ねね
このアルバムを聞くと、自分の好みの曲が見つかりますよ。君はどれが好きかなぁ?

先にも触れたように、『Ancient MooN』は10月17日より全国流通になる。ただし、FullMooNも10月7日に参加する徳島で行われるイベント「マチ★アソビ」のライブの日より、ライブ会場先行発売も開始する。いち早く音源を手に入れたい人は、ライブ会場で熱狂したあと、熱い気持ちのまま『Ancient MooN』を手にしていただくことも可能だ。

さらに、10月21日にはディスクユニオン新宿店ヘヴィメタル館にてインストアイベントも行われる。

この日は、「メンバーと一緒に写真を撮れたり、握手会をしたり、私物にサインをしようと思っています」(ねね)と語るように、メンバーと身近に触れ合う楽しさが待っている。これまでの私物へのサインではフライングVから電気ストーブまでいろんな私物が持ち込まれてきた。メンバーいわく「電化製品の持ち込みが多い」(えれん)とのこと。ぜひ、メンバーらを驚かす私物を持参し、4人に「満月團」の証を記してもらおうじゃないか。

また、11月4日には厚木サンダースネイクを舞台に主催イベント「FullMooN×ThunderSnakeATUGI Presents レコ発&りん,けい生誕祭~今日という日の主催に乾杯!!!!~」を行う。こちらは、『Ancient MooN』のレコ発と11月生まれのベースりんとギターけいの誕生日をまとめて祝ってしまおうという内容。ぜひ足を運び、トリプルめでたいな!!の声を彼女たちに届けて欲しい。

まずはFullMooNのライブに触れ、君も満月團の仲間入りをしながら悪の秘密結社と正義の名にかけて戦おうじゃないか。

TEXT:長澤智典

関連リンク


FullMooN Web
FullMooN twitter

【音源情報】


『Ancient MooN』
発売日 2018年10月17日
レーベル ジリオンモードプロダクション
ZMR-020
販売価格(税抜/税込) \2,315/\2,500
曲目
1.青い月~Prologue~
2.赤い糸
3.フラッシュバック
4.光
5.空
6.覇王樹
7.時の欠片

FullMooN 結成当初からの楽曲をリアレンジし再収録。 数々の名曲達が、今再び蘇る。

最強のサブカルチャーガールズロックバンド FullMooN最新作「Ancient MooN 」。古代の月と名付けられた今作は、結成当初に限定枚数にて発売された幻の音源から選りすぐりのロックナンバーをリアレンジ、再レコーディングし「Ancient MooN 」というタイトルにて蘇らせたFullMooNの原点ともいえる作品である。

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