5月31日(金)、マイナビBLITZ赤坂を舞台にアンダービースティーが、活動5周年を祝う「アンダービースティー5周年記念公演」を単独で行った。リーダーの植竹優亜は5周年をマイナビBLITZ赤坂の単独公演という形で迎えられたことに対して、「ほとんどのメンバー全員が10代からアイドル活動を始めて、今はみんな20代。デビューから1-2年でマイナビBLITZ赤坂へ立つグループもいる中、5年でここに立つのはけっして早くはないと思います。でも、アンダービースティーは何時だって会場を満員にしたうえで次のステップへと進んできたように、日々の頑張りとファンの人たちの応援によって辿り着けたことを考えれば、青春時代をすべてアンダービースティーに注いできて良かったなとも思います」と語ってくれた。

少しずつ実績を重ねながら、単独公演の会場の規模をアンダービースティーは上げてきた。この日の公演で、またも嬉しい発表を行った。それが、次のワンマンライブのお知らせだった。

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アンダービースティーは7thワンマン公演として、10月9日(水)にZepp DiverCityの舞台へ単独で立つ。マイナビBLITZ赤坂公演から約4ヶ月先に、キャパシティも倍近くになる会場へアンダービースティーは挑む。

Zepp DiverCity公演へ向け、植竹優亜は「1stワンマン公演が200人の会場だったのに、桁が一つ増えた会場でのワンマン公演。しかもマイナビBLITZ赤坂公演から日が浅い時期での開催ということもあって、正直プレッシャーはあります。でも、その会場を選んでくれたのも、今のアンダービースティーなら似合うと期待を込めてのこと。私たちは日本武道館公演を夢に描いているように、この日も、夢に向かうための踏み台にしていかなきゃいけない。また素敵な景色を描くためにも、Zepp Diver City公演へ向かって走り続けます」と、力強く宣言してくれた。

ここからは、5周年記念となったマイナビBLITZ赤坂ワンマン公演の模様をお届しよう。

轟く音に導かれ、黒いマントに身を包んだメンバーたちがステージへ姿を現した。フロアから沸き上がる熱した声・声・声。「Are You Ready!!」の声を合図に音玉が爆発し、銀テープがフロア中へ降り注ぐ。アンダービースティーのライブは、勢い良く走り出した『Breaking Now』から幕を開けた。7人は、凛々しい歌声で観客たちを挑発し続ける。現状を壊し、新しい始まりをここから共に描こうと熱く誘いをかける彼女たちに触発された観客たちが、思いきり拳を突き上げる。その様を観て、さらに煽る春乃友夢。さぁ、戦いはここからだ。

激しい唸りを上げて爆走する演奏、徐々に高め続けた熱が、サビに描いた一体化した勇壮な歌声を通して爆発。沸き上がる感情を解き放つように歌った『This is UB』。その歌声に、心が嬉しく震え立つ。「答えはわかってるから 強く決めた道行くだけ」と強い意思を示しながら、彼女たちはギラついた牙を剥き出しに雄々しく『beast』を歌いだした。メラメラと沸きだすその気持ちさえあれば、どんな障害が立ちはだかろうとも突き進んでいける。限界を越えた先に生まれる熱狂にこそアンダービースティーの求める答えがあると言うように、彼女たちは感情を露に観客たちを挑発し続けていた。

艶(つや)やかな声色も印象的、『deformoon』に乗せ、メンバーたちは手にした扇子を巧みに揺らしながら艶(あで)やかに歌い踊りだす。秘めた情熱を、和な彩りを持った重厚な演奏に乗せ、7人は鮮やかに花咲かせてゆく。華麗に舞い踊りながら歌う様へ、心がズッと惹かれていた。演奏は、さらに華やかさと激しさを増しながら『occult propose』へ。彼女たちの熱い挑発というプロポーズに触発され胸がときめく。7人の一体化したハーモニーへ触れ、心が嬉しく震えだす。春乃友夢の感情的な歌声を合図にスタート、植竹優亜や今井莉南がその想いを受け継ぐように歌いだす。彼女たちは、秘めた情熱をぶつけるように『new journey』を熱唱。轟音の中に映し出される情熱的なドラマに、熱く心が震え立つ。走りだした情熱は、誰にも止められない。

力の限り声を張り上げ叫びたい。未来を切り開くための強い意志を示した『raven』の登場だ。「這い上がれ今この場所から もうあの日には戻らない」。彼女たちは、何時もこの想いを胸に抱きしめながら、いろんな壁を壊しては、けっして後ろを振り返ることなく突き進み続けてきた。「目指す場所へと辿り着ける」と歌う7人の歌声に、強い意志と情熱を覚えずにいれない。拳を天高く掲げ「羽ばたけ願う未来があるなら」と歌うたびに、同じく心の翼を開き、共に光を求めて羽ばたきたくなる。絶叫が止まない、もっともっと声を張り上げ続けたい。

これまでの熱狂から一変。ここからは、アコースティックコーナーへ。。切々としたピアノの音色と温かいアコギの響きが織りなす風景の中、7人は新曲の『sultry butterfly』を届けてくれた。「飛べない夜もある 漆黒の羽休め」と今にも壊れそうな声を優しく響かせ、彼女たちはフロア中に歌を染み渡らせる。一人一人がマイクをリレーしながら、時には2人で歌声を重ね、7人はサビへ向かって美しくも力強いハーモニーを重ねてゆく。生音を軸にしているからこそ、彼女たちの秘めた情熱を忍ばせた歌声に触れ、心が嬉しく震えていた。情熱的なラテンの要素を携えて流れたのが、『love pain』。沸きだす熱情を優しく揺らすように、彼女たちは心騒がせるメロディに身や心を寄り添え朗々と歌を届けてきた。秘めた想いに少しずつ熱を加えるように歌う様へ、心が嬉しく騒いでいた。

「5月でアンダービースティーは5周年を迎えました。私たちの掲げたUB ROCKという唯一無二の存在を確立しようと、ここまで歌い続けてきました。もちろん、難しさを感じることもありました。でも、こうやって私たちを見つけてくださって、手を差し伸べてくれる人たちがいてくれたことで、マイナビBLITZ赤坂に辿り着くことが出来ました。自分たちを信じて進んでいけば、手の届かない夢はないと感じれば、アンダービースティーのことを信じてついてきてくれる人たちがいる以上は、私たちも走り続けたいし、一緒に夢を叶えていきたいです」(春乃友夢)

轟音を撒き散らし走り出した『ARCADIA CAT』を合図に、後半戦がスタート。「今夜も噛み付くわ」と、激しく燃え上がる感情を解き放つように歌う彼女たち。強い意思を突きつけ歌い踊る7人の姿に触発され、ふたたび身体中から熱が沸きだした。

フロア中から飛び交う絶叫。7人は『last scene』を介し、観客たちを更なる熱狂の中へ誘いかけてきた。何処か甘えた仕種や歌声を忍ばせ、でも、沸き立つ気持ちも膨らませながら、彼女たちは観客たちを挑発し続けてゆく。熱くけしかける歌声へ触発されるたびに、気持ちが嬉しく震えだす。情熱を抱いた美しい牙を持った歌声に噛まれたら、騒ぐ気持ちはもぅ抑えられない。演奏は、獰猛さを増して『TOKYO monster』へ。都会の夜を支配するモンスターに変貌した7人は、可憐さや色気を混ぜ合わせた歌声を通し、もっともっと暴れろと言わんばかりに挑発してゆく。続く『ROCK ALIVE』でも、7人は「楽しまなきゃ意味がないんでしょ?」と可愛さも匂わせながら煽動。「さあ声上げろ」「ブチかまそう」と、彼女たちは終始煽り続けていた。その様は、まさに心を狂わせる美しいビーストだ。

黒い衝動をぶつけるように、アンダービースティーは『Black Jet』を突きつけ、漆黒の世界へ観客たちを連れ出した。闇の中ですべてを吐きだし、野生の本性を剥き出しにしなよと仕向けるように、彼女たちは観客たちの理性の服を次々と脱がせてゆく。7人と一緒に「Ah-Ah Ah-Ah」と歌うたびに、裸の自分になれる。黒い野生をぶつける歌声が理性を黒く塗り込め、本当の自分を開放してゆく。このままお互いが熱源となり、闇の中へ真っ赤な熱情の炎を吹き上げてゆけ。黒い熱狂へ飛び乗り、このまま騒ぎ倒せ!!

「結成当初、なかなか結果が出ないとき、私たちはいつもこの曲を自分たちに言い聞かせるように歌ってきました。今日は、みんなに向けてこの曲を歌います。今は、みんながいるから輝くことが出来ます。みんなもつらいときは、私たちが側にいます。そんなときは、この歌を思い出してください」(植竹優亜)

最後にアンダービースティーが届けたのが、何時だって自分たちの心を光で満たしてゆく『スポットライト』だ。「スポットライト 君を信じてる」と歌うたびに、その想いが心に輝きを降り注ぐ。この歌は、何時だって触れた人たちの未来も照らしてくれる。その眩しいスポットライトは、あきらめない人の姿を、輝くことを誓った人を平等に照らしだす。何時しか僕らは、彼女たちと一緒に、眩しい光の中で無邪気な笑顔のままに叫んでいた。その輝きは、幸せという光で僕らを包み込んでいった。


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