ついにソロ活動を開始したゆいざらすことやまもとゆい。5月13日のデビューライブ以降、数多くのイベントライブへ出演している。そんなやまもとゆいの言葉を、ここにお届けします。(以下、ゆいざらす)

子供よりも、ヲタクのほうがわたしは愛おしかったです(笑)

――ゆいざらすさん、なぜ、一度引退したのに、ふたたびアイドル活動を始めようと思ったわけ?

ゆいざらす

3年くらい、活動停止した期間が空いてますからね。そもそも辞めた理由が保育士になるという名目だったんですけど、実際に保育士の実習を体験したら、わたしには向いていなかったんです。今は、いろんなアイドルさんがシーンにはいるじゃないですか。「なんかわたし、今ならイケる気がずる」と思いました。

――その自信の根拠が気になるんだけど。

ゆいざらす
なんか、最近のアイドルって、みんな”病んでる”じゃないですか。だけど、その辺の闇は出尽くしたなと思って。わたし”明るく病んでる”んで。そろそろ明るい闇の時期かなみたいな(笑)。子供を保育するよりも、わたしはヲタクの保育がしたい。ヲタクの面倒を見たいと思って。やっぱし子供よりも、ヲタクのほうがわたしは愛おしかったです(笑)。

――ヲタクのほうが、指導しがいがありますからね。

ゆいざらす
そうですね、だからわたしもヲタクと一緒に成長していこうと思ってます(笑)。

――ヲタクのほうが、子供よりも素直に言うこと聴いてくれるからなぁ。

ゆいざらす
それは間違いないですね。もちろん、子供だって言うことを聞いてる姿を見ていると可愛いんですけど。「可愛い先生と一緒になろう」と甘えてくる姿を見てると、今の子供たちはマセてるなぁと思います。

――だったら、ヲタクのほうがもっと素直だもんなぁ。

ゆいざらす
アハハハハッ、でも、そう思いました。

――そこから、ふたたびアイドルとして活動をしようと思ったわけだ。でも、グループではなくソロだったんですね。

ゆいざらす
わたし、ホントはグループだと思って応募したんですよ。その応募要項をちゃんと読んでなくて、「ソロなんですけど、大丈夫ですか?」と返信が来て、「あっ、ソロなんですか」みたいな。結果、ソロになっちゃったなって感じです。

――それはそれで、納得しているわけでしょ。

ゆいざらす
そうですね。やりたいことがみんな違うと意見のぶつかりあいになるんで、そういう意味ではソロで良かったなと思います。運営の人と「こうしたい、あーしたい」とちゃんと話が出来れば、打ち合わせたことをそのまま実践出来るので。

――さっき「明るい闇」を表現していきたいと言ってたけど、ゆいちゃんの中に明確なヴィジョンが見えてる感じ?

ゆいざらす
「こうしたい」というのは、漠然とだけどあります。今は、そこへ向かってやっていこうと思ってます。

――5月13日が初ライブになりました。この日へ至るまでにも、心のドキドキはずっと感じてました?

ゆいざらす
人が一人も来ない夢を見たり(笑)。「大丈夫?、これで良かったのかな?」って思うことはけっこうありました。

これからはヲタクの保育士になるから、みなさんを母性で包んでいこうと思ってます

――ライブでもリコーダーを用いている『よーいすとっぷ』を手がけたのが、箱庭の室内楽のハシダカズマさん。

この曲、とても印象深い楽曲です。

ゆいざらす
一緒作らせてもらいました。曲をいただくたびに「これっ!!」ってすごい思ったんですよ。あと、リコーダーを使うことも提案していただいたのもハシダさんで、バチッとハマりましたね。

――歌詞はみずから書いてるんだよね。

ゆいざらす
あっ、作詩は自分でしてます。「こうじゃないんだよな」というのが有り過ぎると…そういうのがないほうがいいかなと思って。あと、曲の相性はハシダさんとすごくいいなと思いました。作詩にしても、難しい四文字熟語とか英語とかを使わずに、いつも頭の中にある、スッと入ってくる言葉を使うようにしてました。

――曲もつかみがあるよね。

ゆいざらす
それは、ハシダさんのおかげです。いい曲を作っていただきました。

――ライブのペースはどう考えてるの?

ゆいざらす
なるべく多くの人に見てもらったほうが絶対ついて来てくれる人たちも多いだろうなと思うから、やれるんであればライブはどんどんやりたいです。100人に見せて10人よりは、1000人に見せて15人のほうがいいかな。だから、ライブはいっぱいやりたいです。

――7月にはシングルのリリースも決定しています。

ゆいざらす
はい、シングルに収録する曲は、ライブでいろいろ歌っていくので、ライブへ来てくれた人たちにはちょっと先に楽しんでもらえたらなと思います。

――これからゆいざらすさんのライブを観たいと思っている方に、「ライブの見どころ」を語っていただいても良いですか?

ゆいざらす
みんなでリコーダーを吹く楽曲があるので一緒に吹いて欲しいのと、ライブならではのパフォーマンスみたいなのを、みんなで一緒に作っていきたいなと思ってて。リコーダー然り、落ちサビで誰かに肩車をしてもらうとか、ライブでしか出来ないことをしながら、みんなでステージを作っていけたらと思ってます。

――復活の情報が流れたとき、いろんな反響があったんじゃない?

ゆいざらす
ありましたねぇ。ただ、「お帰り」と言ってくれる声が一番多かったです。中には、「保育士にならなかったの?」という声もあったり。「えー、なりませんでした」と(笑)。でも、これからはヲタクの保育士になるから、みなさんを母性で包んでいこうと思ってます。

――多くの方々が期待してくれてる声は嬉しいよね。

ゆいざらす
わたしにとっては、そうです。でも、前のグループのこともあって、それから来てくれる人が多いように、逆に期待ばっかり上回ってる人たちが多くって。それがまた不安というか、今は、まったく違う環境なんで…。

――前の印象は、みんな持ってしまうことだからね。

ゆいざらす
もちろん、そうなんですよね。そこは、ゆっくりシフトチェンジしていけたらいいし、そんな頑なに過去を出したくないわけでも、一緒にしたくないわけでもないので、やりたいようにやっていければいいかなと思ってます。わたしも、これからヲタクと一緒にどんな世界を作っていけるのかを楽しみにしています。

――最後に、メッセージをお願いします。

ゆいざらす
アイドルって「全部ライブに来て欲しい」と言うと思うんですけど、そうじゃなく、もうちょっと休める場所としてやまもとゆいのライブを見て欲しいです。「今日は現場いけなかった最悪ー」とか思わずに、いっぱいライブをするから、肩の力を抜いて、ライブへ来たいときに癒されに来て欲しいと思ってる。とにかくライブをいっぱいするから、「何時でもおいで」という気持ちでわたしはステージの上で待ってたいです。母性です。

LIVE PHOTO: フクシアヤミ

TEXT:長澤智典

【ライブ情報】

  • 5月17日(木)『Beat Happening!下北沢POP PANIC MAX!』
  • 会場:BASEMENT BAR

 

  • 5月20日(日)『KILLER TUNE!!!!! 』
  • 会場:DESEO mini with VILLAGE VANGUARD

 

  • 5月22日(火)SHIBUYA DESEO PRESENTS 『デセオアイドル劇場』
  • 会場:SHIBUYA DESEO

 

  • 5月23日(水)やまもとゆい主催「ばななはおやつにはいりますか?Vol.1」
  • 会場:DESEO mini with VILLAGE VANGUARD

 

  • 5月24日(木)Rocket Fes.vol.28 〜Five ROCKETs again.〜
  • 会場:新宿LOFTbar

 

  • 5月28日(月)みのりほのか主催『ZERO GRAVITY』
  • 会場:秋葉原GOODMAN

 

  • 5月30日(水)「お悩み聞きまSHOW!!」#5
  • 会場:WALLOP放送局 3Fスタジオ WAROS

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