新国立劇場では本日10月4日(木)に演劇『誤解』が開幕した。

幸せを夢見て、殺人を繰り返す母娘。不条理文学のカミュが描く、現代の悲劇。

撮影:引地信彦

本日より始まる小川絵梨子芸術監督シーズンのオープニングは、20世紀フランスの劇作家、作家アルベール・カミュの『誤解』を上演。今回、新シーズンの開幕作品にして、新国立劇場で初めてカミュを上演するにあたり、その演出を担うのは、文学座の演出陣でも、最近その活躍が注目されている新鋭、稲葉賀恵です。文学座アトリエの会で上演された『十字軍』(ミシェル・アザマ作)、『野鴨』(イプセン作)での緻密で丁寧な舞台創りが高く評価されたのも記憶に新しいところです。

さらに、原田美枝子、小島聖ら実力派俳優陣の熱演もこの舞台の見どころです。若い演出家が挑む、21世紀のカミュ、ぜひご覧ください。

新国立劇場演劇『誤解』稽古場&コメント動画

公演概要

2018年10月4日(木)~21日(日)
新国立劇場 小劇場
作:アルベール・カミュ
翻訳:岩切正一郎
演出:稲葉賀恵
出演:
原田美枝子
小島 聖
水橋研二
深谷美歩
小林勝也
芸術監督:小川絵梨子
主催:新国立劇場
公演詳細ページはこちらから

<ものがたり>
ヨーロッパの田舎の小さなホテルを営むマルタとその母親。今の生活に辟易としているマルタは太陽と海に囲まれた国での生活を夢見て、その資金を手に入れるため、母親と共犯してホテルにやってくる客を殺し、金品を奪っていた。そこに現れる絶好の的である男性客。いつも通り殺人計画を推し進めるマルタと母親だが、しかし、彼には秘密があったのだった……。

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