2019年5月19日、バーチャルシンガーAZKiのワンマンライブ「The Shitest Start」が秋葉原エンタスにて開催された。普段バーチャル上で活動しているAZKiにとって、本公演は初の単独リアルライブ。公演前に完売が発表された本公演だが、場内にはAZKiのファンである何百名もの“開拓者”達が集結、熱苦しいとまで感じる程、開演前から凄まじい熱気を放っていた。

開演が近づく中、AZKi本人からの前説を挟んだ後、マネージャーであるツラニミズからの重大発表が行われた。その内容は、AZKiはVTuber「ホロライブ」内音楽レーベル「イノナカミュージック」に参加する事、そして同レーベルの新アーティストとして、これまで個人で活動していたアイドルVTuber星街すいせいが加入する事。開拓者のざわめきに場内が包まれる中、画面が切り替わると共に星街すいせいが登場した。

「私の事知ってる人いますか?」と、初々しくMCをする星街の呼びかけに対し、開拓者達は大きな声で呼応する。ほどなくして、彼女の2ndオリジナル曲「天球、彗星は夜を跨いで」がスタート。MCでは少し緊張が見られた反面、本編では力強さを秘めたエモーショナルな歌声を星街は披露。彼女のトレードカラー「青」に呼応し、場内は鮮やかな青いライトで染め上げられた。

星街の出番が終了後、ツラニミズより、前方に詰めてほしい旨のアナウンスが流れるほどに、場内後方は人が溢れかえって入れない状態へ。裏返せば、それだけこの日に注目する開拓者が多かった証拠に違いない。入場SEが流れ、AZKiが満を時して登場。記念すべき一夜の始まりに彼女が持ってきた楽曲は「Creating World(Jun Kuroda Remix)」。これは、当日物販で発売されていたSECRET CDに収録されていた特別アレンジ楽曲であり、この瞬間が初お披露目。「行くよ……開拓者!」AZKiの決意表明と共に、開拓者達の熱気も高まっていく。

続いては、「フェリシア」「リアルメランコリー」が披露。「フェリシア」では、事前にYouTube上でツラニミズによるコール動画がアップされていただけあり、訓練された開拓者達によるパフォーマンスが。「リアルメランコリー」では、冒頭のAZKiの掛け声に、開拓者達の声も大きく響く。正直うるさいと感じてしまう程に大きいけれど、でもそれは真の愛がこもった反応に違いない。


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