舞台「1​984」開幕 小川絵梨子演出、井上芳雄、​ともさかりえほか

新国立劇場では本日4月12日(木)に『1984』が開幕した。演出は新国立劇場次期芸術監督の小川絵梨子が手がけ、主演には井上芳雄、ともさかりえを迎え、充実のキャスト、スタッフで世界の注目作の日本初演となる。

2017年、アメリカで爆発的に売り上げを伸ばしたジョージ・オーウェルの小説『1984』。すべてが監視、統制される社会を描いたこの小説を舞台化した本作は2014年にロンドンにて初演され、現代の社会が抱える問題を鮮烈にあぶり出し、その年のオリヴィエ賞にノミネートされた。

17年にはブロードウェイでも上演され、世界的な注目を集めています。言葉、記憶、行動、そして思考までもをコントロールされる社会から抜け出す道はあるのか……。

新国立劇場では、5月13日(日)まで上演

撮影:宮川舞子

【公演概要】

  • 2018年4月12日(木)~5月13日(日)
  • 新国立劇場 小劇場
  • 原作:ジョージ・オーウェル
  • 脚本:ロバート・アイク、ダンカン・マクミラン

【出演】

  • 井上芳雄
  • ともさかりえ
  • 森下能幸
  • 宮地雅子
  • 山口翔悟
  • 神農直隆
  • 武子太郎
  • 曽我部洋士
  • 堀元宗一朗

 

  • 芸術監督:宮田慶子
  • 主催:新国立劇場

公演詳細ページはこちらから

<ものがたり>

時は2050年以降の世界。人々が小説『1984』とその”附録”「ニュースピークの諸原理」について分析している。 過去現在未来を物語り、やがて小説の世界へと入って行く…。

1984年。1950年代に発生した核戦争によって、 世界はオセアニア、ユーラシア、 イースタシアの3つの超大国により分割統治されており、 その3国間で絶え間なく戦争が繰り返されていた。 オセアニアでは思想、言語、結婚等全てが統制され、市民は” ビッグブラザー”を頂点とする党によって、常に全ての行動が監視されていた。

真実省の役人、ウィンストン・スミス(井上芳雄)は、ノートに自分の考えを書いて整理するという、 発覚すれば死刑となる行為に手を染め、 やがて党への不信感をつのらせ、同じ考えを持ったジュリア(ともさかりえ)と行動をともにするようになる。

ある日、ウィンストンは、高級官僚オブライエン(神農直隆) と出会い、現体制に疑問を持っていることを告白する。 すると反政府地下組織を指揮しているエマニュエル・ ゴールドスタインが書いたとされる禁書を渡され、 体制の裏側を知るようになる。

はたして、この”附録”は誰によって、どのように書かれたのか?それは真実なのか?そして今、この世界で、何が、どれが真実なのだと、 いったい誰がどうやって分かるのだろうか……。

撮影:宮川舞子

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